8月3日 大島漁協文書 書庫所蔵準備 3日目 

文書チームの作業も3日目!
気仙沼でもめったにないという暑さに、メンバーもすこし疲れ気味です。
しかし、作業には全く影響なく、順調に進んで行きました。

作業の最終段階ではメンバーの半分は手書きで目録の追加作業、
90歳になられる千葉勝衛氏にも参加して頂き、地道な作業が続きます。

作業が思ったより捗ったため、
午後はこの文書を収納する書庫の建設現場を視察に行きました。
こちらも暑さに負けず、大工さんたちが懸命に仕事をなさっていました。
完成も近いようです。

300箱の段ボールが170個ほどに整理されました。
この箱を仮置場(わかめ仕分所)へ運び出して、今回の作業は終了、予定より半日も早く終えることができました。

メンバーは老若男女相混ざり、国籍も日本、韓国、中国と様々な人たちがいましたが、
チームプレー良くできました。
もちろん、地元の人たちの支援のおかげだと思います。

皆さん、お疲れさま!
ありがとうございました。

(文責:歴史民俗資料学研究科 M2 西田)

8月2日 大島漁協文書 書庫所蔵準備 2日目

8月2日(日)
 文書チームの2日目がはじまりました!
 参加メンバーは昨日に引き続き24名で行います。

 今日の作業は昨日に続いて目録番号の短冊を文書にはさんでいきます。

 昨日に比べて今日は過ごしやすく、作業もはかどりました!途中には千葉勝衛先生からお茶を、水上忠夫氏からカキ氷をいただいて、皆さんのやる気もUPしました!

 最後には旅館黒潮インターンに来ている東洋大学の学生お二人が見学に来てくれました。

 常民文化研究所の窪田さんの予想より作業が進み、いいペースで進んでいます。
 明日も暑い日になると思いますが、今日の調子でがんばって行きましょう
 (文責:歴史民俗資料学研究科 M1 豊田)

8月1日 大島漁協文書 書庫所蔵準備 1日目

8月1日(土)
 建築チームに引き続いて、文書チームの活動もはじまりました!
 今回の参加メンバーは総勢24名。
 歴史民俗資料学研究科の院生、OB、常民文化研究所の教職員に加え、学芸員課程の様々な学科の学生、院生で構成されています。
 このメンバーで、9月完成予定の書庫に漁協文書を収蔵するための準備を行います。

 水上忠夫氏にご挨拶。いよいよボランティアがはじまります。

 今回の主な作業は、地元の千葉勝衛氏が作成してくださった漁協文書の分類番号表をもとに、文書を分類番号別に仕分けていきます。

 漁協文書が入った段ボール箱が軽トラに乗せられてやってきました。バケツリレー方式で搬入です。

 段ボール箱は全部で約300箱。四日間の日程で、仕分けの完了を目指します!

 事前準備で作成した目録番号の短冊を文書にはさんでいきます。

 旅館黒潮のオーナー堺さん曰く、例年にない猛暑とのこと。グループに分かれて、汗を流しながらの作業風景です。

 文書資料は最終的に、分類番号ごとに分けて、再び段ボール箱詰め。九月の書庫オープンに備えます。

 2011年5月からはじまった気仙沼大島漁協プロジェクトもいよいよ大詰めとなりました! 
 真夏の暑い日々が続くみたいですが、体調には気をつけて頑張っていきましょう!(文責:歴史民俗資料学研究科 M2 木村)

大島漁協文庫上棟WS 4日目 上棟式

7月20日(火)

早朝の大島は霧に包まれていましたが、
現場に到着した8:00には晴天となり、とても良い天候に恵まれました。

打ち合わせをする大工さんと三笠先生と院生

本日最初の作業は間柱を入れることから始まりました。
外壁、内壁のはまる位置に間柱を入れ、合板を貼るのですが、
まず、合板を貼るための横材を打ち込みました。

ここに間柱を立てるのにミゾを入れます。
本日も職人さんの技に感心させられました。
削り取りたい位置に細かいみぞを入れ、のみとかなづちを使ってたたく。
こうすることによって短時間で削り取ることができるようです。


このやり方は経験から効率の良いやり方を身に付けていくため
職人さんそれぞれでやり方が異なるのだとか。すごいですね。

そして間柱が入ってこのようになりました。

合板もはまってさらに空間がみえてきました。

手前が閲覧室、奥が書庫です。

本日の作業はこれにて終了です。
本日の最終的な進行状況−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

さて、ここからいよいよ上棟式です。

祭壇の準備をする櫻田さん

我研究室の重村先生もご祈願されました。

沢山の人が集まり餅まきが行われました。

餅をまく重村先生と研究室のメンバー


来ていた皆さんもとても楽しそうです。


無事に施工され皆様に愛される建物になることを願います。

丁寧にご指導くださった職人さんや関係者の皆様、ありがとうございました。
この先も頑張っていきます。宜しくお願い致します。



(文責:重村三笠研究室 曵田)

大島漁協文庫上棟WS3日目

7月20日(月)

本日は昨日よりも涼しい25度となりました。
8時より現場で作業スタート。
大島の大工さん2名、一ノ関からの大工さん8名、
クレーンの運転手さんを加えて合計18名で作業をおこないました。

まず登り梁を組むことから始め、柱を立て大工さんが固定のため上からカナヅチを打ちます。
柱がしっかりと垂直になっていることを確かめる作業を怠らず、
細かいところまで手を抜かない姿勢が素晴らしいと思いました。
微調整で合わせられている貴重な職人技を見る事が出来たのは、大変感動的でした。


重村先生も柱の固定をお手伝いし、研究室の皆で協力します。

のち棟木を打ち、休憩。
黒潮さんがつくってくださった冷たい麦茶を飲みながら
大工さんとの話が弾みます。

休憩後、柱や束を固定する金物を取り付けます。
その際に、垂木を支えるための金物も取り付けます。

垂木を広小舞を使い、定位置に固定させ、
垂木の間に断熱材をはめ込みます。
大学院生も屋根の上に登り、お手伝いを行います。

その後野地板を被せ、ビス止めを行い作業終了です。
ビス止めの作業を全員お手伝いさせてもらいました。
ビスが出てくる場所を打ちたい場所に直接つけないとビスが出てこず、使い方が難しかったのですが
少しずつですが出来る事が増えていく嬉しさがあり、大変勉強になりました。

本日の最終的な進行状況−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
明日は、待ちに待った上棟式です。
緊張しながらも、ワクワクしています!!

大島の地元の方々と沢山交流したいと思います。
よろしくお願いします。

(文責:重村三笠研究室 中野)

7月19日(日) 大島漁協文庫 上棟WS 2日目

7月19日(日)

昨晩の雨模様から一転し
快晴となりましたが...暑い。

9時から2班に分かれ、作業に移ります。
『現場班』は
大工の桜田さんのご指導のもと
壁の断熱材のカットを行いました。


はかる係と切る係に分かれ協力して丸ノコの操作を行う院生

黒潮農作業班』
堺さんの車に乗せて頂き、畑に向かいます。
男爵、トウヤ、アンデスレッドなどのジャガイモの収穫を
お手伝いさせていただきました。
鍬の正しい使い方のコツなども教えていただきながら
大きなジャガイモを自分の手で収穫することができ大変良い経験になりました。

午後は
黒潮さんのおいしい昼食を頂いたあと
買い出し班と農作業班に分かれ、作業を引き続き行いました。

買い出し班とともに14時に大島に到着された重村先生も畑に向かい、合流。

大変天気が良く暑かったですが、
気持ちのよい時間を過ごすことが出来ました。

今日の夕食は、今日収穫したジャガイモを使った料理を
用意してくださるとのことで楽しみです!!


ご協力してくださる皆様のおかげで
ケガ人が出ることなく、順調なペースで円滑に作業が進んでいます。

明日もよい天気であることを願って、ゆっくり寝て明日に備えます。

(文責:重村三笠研究室 中野)