9月19.20日 9月大島漁協文庫WS②  1.2日目

こんばんは。
重村・三笠研究室 修士1年の曵田です。

一昨日、9月18日からまた大島に来ています。
数日前からしばらく雨が続いており、
18日には気仙沼に大雨・津波・波浪警報が出ていたりもしましたが、
翌日の午後にはすっかり晴れていいお天気になりました。
少し蒸し暑くなりましたが、秋の空気を感じられるようになってきましたね。





さて、今回の漁協文庫のワークショップですが、
主に照明器具の取り付けと本棚制作です。


こちらは作業開始前の書庫と閲覧室。
すでに天井や壁が白く塗られています。




建物のみならず、照明と本棚についても先生と学生で設計をしたので、
オリジナルデザインになっています。
加工や設置も全て研究室のメンバーで行います。




照明班ですが、
照明器具を取り付ける部分もまたデザインし、木材は予め大学で組み立ててきました。


それが朝一番で現場に到着し、


まずは照明器具を止める位置を補強するための部材の切り出しを行いました。


実際に鎖を通して取り付け位置や方法を確認・修正しながらの取り付け作業です。


片方は桁に固定する際に部材を割ってしまうハプニングもありました…


しかし翌日のお昼にはすべて取り付けが完了し、
ワックスを塗り、照明班の作業はひとまず終了。


残すは明日電気屋さんに照明器具を取り付けてもらうだけとなりました。






(文責:重村・三笠研究室 M1 曵田)

9月8日 9月大島漁協文庫WS  2日目

9月8日(火)

本日もあいにくの天候で、残りの外壁作業と床貼作業をした一日でした。

午前中は床貼作業するので、まず部屋の掃除から始まりました。

建物の中心を割り出す為に墨だしをしました。


 
床材を切るために寸法を測りそれをノコギリを使って切っていきます。 
とても堅く切るのに一苦労でした。

切った床材をきれいにはめていきます。


板と板の間に隙間ができないように金槌で当て木を叩きながら釘打ちをしていきます。
釘を打つ時に間違って床材を叩かないように慎重に作業をしました。

フローリングに使われる釘は特殊で細い釘が使われていること初めて知りました。
現場では驚くことが多いです。

9月14日の朝7時からNHK放送されるので取材がありました。


大島漁協文庫の会長である水上さんが漁協に対する熱い思いを話されていました。

午後には雨も上がり、外壁と床を貼る作業に分かれて作業をしました。


外壁の焼杉板を窓枠に添って寸法を測りくり抜いてはめる作業が思っていたよりも難しかったです。

本日の作業は終了です。

初めてのWSに参加させていただきました。
現場でしか学べないことが多く、作業に苦戦しながらも楽しく作業をすることができました。
貴重な経験をさせていただき大変光栄に思っています。









(文責:重村・三笠研究室 B4 中山)

9月7日 9月大島漁協文庫WS  1日目

9月7日(月)

今回のWSは外壁と床貼作業を行います。
建設現場を訪れると大島漁協文庫の特徴的な正面の顔が出来上がりを見せ、私たちを出迎えてくれました。

現場は雨から建物を守るためにシートで覆われていました。
棟梁の櫻田さんの建築に対する愛情が伺えます。

天候は曇りで、作業するにはちょうどよい気温でした。

まずは、櫻田さんと焼杉板を張る作業のための打ち合わせ。 
建物の外周は、焼杉板という杉板の表面をあらかじめ焼いて炭化させ、黒く色の付いたものを使って仕上げます。

板が壁に納まるように寸法を取って板を切ります。
この現場に来る度に櫻田さんの大工技術や丁寧さに驚かされます。

壁の中心から板を隙間なく並べていきます。

現場は4人がかりで進めて行きました。
表に現れてくる外壁なためにとても緊張感のある作業でみなさん真剣に取り組みました。

また一方で、塗装職人の小川さんの指導のもと、軒裏の水拭き作業を行いました。
小川さんは過去に大阪で行われた塗装技術を競う大会で金賞を受賞したという凄い腕の持ち主だそうです。

室内はチャフウォールというホタテの貝殻の粉を活かした塗料で仕上げます。何度も何度も塗り重ねることでムラなく平らに仕上げていきます。

休憩時間には、堺さんが現場に顔を出してくれ現場が和やかな雰囲気になりました。

三笠先生、櫻田さん、小川さんの3人で内装のフローリング、本棚、照明に関する打ち合わせを進めました。
また、学生たちは閲覧室における照明のデザイン検討。

小川さんの塗り終えた白の塗装は、室内を美しく飾ってくれました。乾燥に1日,2日必要なので壁に触れないよう注意が必要であり、みなさん室内の出入りは慎重に、、、、

明日も引き続き焼杉板の張り付け作業、さらに押え縁の打ち付け、内装のフローリングを敷く作業を行う予定です。
雨が降らないことを祈って本日も消灯まで明日のために作業!!


がんばっからね!


(文責:重村・三笠研究室 M1 大岡 晃)

8月22日 8月大島漁協文庫WS  4日目

8月22日(土)

朝からあいにくの天候で、午前中は小雨に打たれながら作業をした一日でした。

本日は、防水シートの貼り残し部分の仕上げと、
防水シートの上からひたすら胴縁を打つ作業でした。


防水シートはなかなか貼りづらいです。

が、なんとか貼り終えました。

胴縁は外壁材の下地となるため、綺麗に打たないといけなくて
とても苦戦しました。


寸法を測るだけで一苦労。

母屋にぶつかるところは特に大変で、ぴったりはまるように
木にのこぎりを縦に横に入れます。
かなり腕にくる作業でした。


内装作業としては、ついに建物の床下に
配水管が通りました。

床に穴を空けて、自ら潜り込んで作業をやるんですね。
配水管ひとつでもここまで大変なんだなと実感しました。

お昼は旅館・黒潮の奥さんの差し入れで、
とっても高そうなお弁当を頂くことに!

みんなすごい満足そうです。


午後になると雨もやんで、日が射すようになり
服が雨ではなく、汗で湿るようになってきました。



あとは現場を離れる時間ギリギリまで胴縁を打つ作業です。

その合間にも三笠先生と桜田さんは打ち合わせをします。

そしてそこで本日の作業は終了です。

今回の連日の作業で、簡易的だった建物に肉が付いてきた感じがします!
完成が待ち遠しい!



(文責:重村・三笠研究室 B4 大福)

8月21日 8月大島漁協文庫WS 3日目

8:30 現場着 ラジオ体操

本日の天気予報は午後から雨が降るとのことで、WS参加学生はグループ毎に役割分担をして作業を進めました。

昨日に引き続き断熱材を切り貼りし

雨に備えて防水シートを断熱材の上から貼りました。

これで雨対策は万全です!



10時頃 休憩時間
千葉先生より桃をご馳走になりました。



15時頃
空の色がだんだんと暗くなり始めた為、作業は臨機応変に。



17時
本日は、ここまで!


この度、初めてWSに参加させていただきました。
慣れない力仕事に苦戦しつつも、日に日に楽しさが増すばかりです。
貴重な経験をさせていただいていますこと、大変光栄に感じております。
最終日も雨模様ではありますが、精力的に励みたいと思います。

(文責:重村研究室 B4 佐藤)

8月19,20日 8月大島漁協文庫WS 1・2日目

昨日から8月のワークショップが始まりました。

今回は院生だけではなく、学部4年生が2人初めて参加しています。

初日からとても天気が良く、夏にもかかわらず気仙沼
爽やかで心地良い風が吹いていました。


行きのフェリーでカモメにえさをあげるメンバー。
潮風がとても気持ち良かったです。


さて、午後からは作業です。

前回、7月のワークショップの時とは異なり
全ての壁が入り、窓も入ったりしてかなり違う印象を受けました。



昨日と本日は主に断熱材の加工と外壁面への埋め込みを行いました。


今日までの作業はこんな感じ。



明日も引き続き断熱材の埋め込みと、
防水シートを貼る作業を頑張ります。


(文責:重村研究室 M1 曵田)

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저는 이번 자원봉사를 계기로 동일본대지진 피해 지역을 처음으로 방문하였습니다.
私は今回のボランティアをきっかけとして東日本大震災の被害地域を初めて行くことになりました。

지금까지도 재해 복구를 위한 많은 사람들의 노력이 계속되고 있다는 사실에 감동했습니다.
今までも災害の復旧のため、多くの方々の力が重なり続けていることに感動しました。

자원봉사활동으로 지진의 피해를 입은 문서자료를 분류하는 작업을 하면서, 재해 복구활동에 조금이나마 도움이 되었으면 하고 생각했습니다.
私はボランティア活動として震災の被害を受けた文書資料を分類する作業を行いながら、このことが災害復旧に少しでも役に立ちたいと思いました。

3박 4일이라는 짧은 시간이었지만, 제 자신이 성장하는 좋은 경험이 되었습니다. 고맙습니다.
3泊4日という短い時間でしたが、自分が成長するとても良い経験になったと思います。ありがとうございました。

姜明采
神奈川大学大学院工学研究科建築学専門修士後期課程1年)

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2011年から始まったこの活動には、これまでも韓国、中国、ベトナム、オーストラリアなどからの留学生が参加しています。

多くの方々と力を合わせたこの活動もいよいよ佳境に入り、本日からはふたたび建築チームが建設ワークショップに入ります。
完成まであと一息!!まだまだ暑いですが体調に気を付けてがんばりましょう!!

(文責:歴史民俗資料学研究科 M2 木村)