5月28日(土)
6時 起床
6時30分 朝食
小雨のため畑作業中止。
8時15分 黒潮旅館出発
8時30分 エタノール消毒およびキッチンぺーパー挟み込み湿気取り作業開始(6名)
山口悟史氏(東大史料編纂所)到着。資料の状況確認
10時ころ 越智信也氏到着。
10時過ぎ 大島漁港白幡きよさんから差し入れを頂く。感謝。
11時45分 午前の作業終了。黒潮旅館で昼食。
13時00分 午後の作業開始
14時ころ F班後続隊8名到着。
3班に分かれて作業。
(1)エタノール消毒およびキッチンぺーパー挟み込み湿気取り作業
(2)真空冷凍乾燥に向けた梱包作業
(3)資料保管場所選定作業
17時 午後の作業終了
梱包済み段ボール4箱をマル栄さんの冷凍庫に移動、保管。
18時 夕食。16人そろってカレーを頂く。おいしかった。
19時30分 ミーティング
ミーティング終了後、明日の真空冷凍乾燥作業に向けてのタグ作成。
◎資料保存作業の方針変更について
海水を被った資料の防かび対策としてエタノール消毒とキッチンぺーパー挟み込み湿気取り作業を行ってきた。
しかし、処理済み資料の保管場所が従来の木製書類棚であり、かびが再発生しはじめた。そこで、作業開始当
初にNPO法人宮城歴史資料保存ネットワークから勧められていた真空冷凍乾燥に移行するため、そこを通して
奈良文化財研究所と相談をした。その結果、文化庁の文化財レスキュー事業にのって、大島漁協資料を奈文研
に送って真空冷凍乾燥処理をすることになった。さっそく、数日後に奈良の冷凍業者から冷凍車が派遣される
ことになった。そのため、明日からは真空冷凍乾燥に出すための梱包作業に集中することになった。
◎資料保管場所選定について
真空冷凍乾燥作業終了後に資料を保管する場所を選定するため、工学部建築学科の重村先生と田上先生が、千葉先生と
水上さんの案内で島内数か所を回った。大島漁業のノリ集荷場、大島総合開発センター、学校の空き教室などを回った。
保管する資料の分量、保管方法などを検討してふさわしい場所の選定をこれから行うこととした。
(文責 小熊)