5月24日(火)
5月24日(火)
昨日の作業の進行状況を踏まえ、本日は古文書へのエタノール噴霧(2−4−3)を最優先にして作業を各自行った。
6:00 起床
6:30 朝食
7:20 出発
7:30 畑仕事開始
根掘り、石とり
安室教授は別行動
(8:00 フェリーにて気仙沼へ)
8:30 畑仕事終了
(8:30 安室:川島氏と合流)
(8:30 安室:尾形家ほか気仙沼市内の被災地へ巡見)
8:40 漁協到着、作業開始
資料群2-4-3の膨大な資料にエタノール噴霧を行い、次の班に出来るだけ負担を軽くした状態で引き渡そすという目標を決める。
9:00 作業開始
本日の目標に従い、各自作業を行う。
12:00 安在教授帰浜。昼食。
13:00 作業再開
昨日、乾燥を行っていた写真をアルバムへ納める。
資料群の2-4-2 写真紙焼き 20-30枚の固着したものを発見。
16:00 水上氏来訪
除菌処理後の文書保管場所の早急な手当てを依頼。
17:15 宿へ帰宿
17:20 風呂
18:00 食事
●作業の進捗状況
資料群2-4-2の作業は6割程終了した。
一日半、D班からF班への空白期間があるので引き継ぎ、保存状態に気をつけておく。
(文責:濱崎 壮)
●プロジェクトに参加して
・濱崎 壮:これだけ多くの古文書に触れる機会が入学して早い段階に訪れた事はある意味で幸運でした。神奈川大学へ入学して一生の思い出がここで出来ました。
・小掠 裕樹:資料にエタノールを噴霧しながら、いつしか資料を読んでいる。そこから見えてくる歴史の重み・・・。貴重な経験でした。
・安室 一:カビの繁殖力や、再発生に対するエタノールの効果がどれほど持続するものなのか気がかり。安定状態になるまで継続的にモニタリングできるよう、今後の計画を立てるべきでは。
・小村 純江:貴重な体験と現実に目にした被災状況に、自然の素晴らしさと恐ろしさを感じています。
・勝俣 豪:これだけの資料の保存処理を行う為、作業者の現場の状態もさることながら資料保全が暴風処理を行うことによって重要だということが痛感させられた。その後の保存・保全について期待したい。
・安室 知:みんな本当によく頑張ってくれました。小じんまりした班でしたが、和気あいあい楽しく仕事ができました。感謝。