5月15日(日)

6:00 起床

6:30 朝食

7:30 畑仕事
   宿泊先にお世話になっている堺氏が中心となって活動している「皆の畑プロジェクト」の畑に行き、同じくして、
  「気仙沼・大島“きずな”情報センタープロジェクト」の成田氏と阿部氏と共に、堺氏の指導のもと
   鍬、鎌を利用し雑草、根を取り除く作業を行った。




9:20 被災文書救出作業開始
   本日から1、2階に分かれ作業をすることとなった。

   1階の整理作業及び、階段の整理作業、水場の整理を行なう。
   二手に分かれ、1階の1−6の文書を、隣の部屋の棚に移動。1階の文書類は大部分が海水に晒されたため、水分を多く含んでいる。
   そのため、机の上に新聞紙、タオルの順に敷き、その上に文書を平置きにし自然乾燥を促す。
   1階終了後2−4−5の作業に合流。

   




2階では2−4−5の水分を取りながら、文書に空気を触れさせる作業を行った。


9:30 一ノ関博物館の畠山氏訪問
   文書に対するアドバイスをさまざま伺うことができ、実践することができた。

10:30 田上教授、前田准教授、窪田氏の3人が千葉勝衛先生のお宅にご挨拶にうかがう。

12:00 山口先生、窪田氏の見送り。

12:10 昼食

13:20 作業再開
   1階では畠山氏の助言により1−5の1冊(昭和25以降の漁業組合の定款変更に関する書類)を水分を取るため、1枚ずつキッチンペーパーを使用。
   黴を取るためにエタノールの使用を行った。1階の資料は比較的水分が多く、乾きにくいようである。まだ進行中である。

   2階では2−4−5の作業の続き。数冊を残すのみであり、ほとんど終了している。

14:30 水上氏が進捗状況の確認に来訪。及びお礼の挨拶にいらっしゃる。

15:40 白幡氏来訪。同じくお礼の挨拶にいらっしゃった。

17:00 作業終了
18:00 夕食
18:45 ミーティング

    明日の予定と対策

    海から吹く風が大変強く体感温度が低く感じる。防寒の余地あり。
    トイレがないため確保を考える。
    1階の作業を継続。2階は2−4−5を終えた後2−4−1を棚の中から出す。
    作業としては、2−4−5と同様。
    如何に素早く取り出すかが問題である。
    フィルムのネガの保存に関する情報を収集する。
   
文責・神奈川大学歴史民俗資料学研究科博士前期課程 阿部宇洋